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2021.08.27Publication

共同研究の成果が出版されました

慶應義塾大学文学部心理学研究室の皆川泰代先生、慶應義塾大学理工学部機械工学科の三木則尚先生、慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート徐鳴鏑特先生と共同研究の成果が出版されました。

この研究では、自身の心拍を模したスマートウォッチによる振動刺激が、人前でのスピーチのようなストレス状況下での自律神経に働きかけ、心拍の速さを緩める緊張緩和効果を持つことを示しました。ただしその効果は個人の持つ身体内部状態の知覚能力(内受容感覚)に左右され、内受容感覚が正確であるほど強くなり、正確でない場合は効果が得られにくいことを明らかにしました。 


本研究成果は「Biological Psychology」に掲載予定、オンライン版では2021年8月17日に公開されました。 


プレスリリースは以下のURLからご覧ください。

https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/2021/8/27/28-81922/